無事にお散歩デビューを果たしたクーですが、昨夜ちょっとした事件が起きました。
遊んでいる最中に盛り上がりすぎて、ふいに子どもの耳を噛んでしまったのです。そこそこの出血を伴う怪我となってしまいました。
しつけは一生
様々な要因が重なって起きた事故ですが、一番はしつけの問題だと思います。
甘噛みに対する対応があいまいになっていたことが最大の要因です。人間に対して歯を使うことは基本的に禁止にしていて、そのたびに適切にしつけをしていました。
それでも時折対応が甘かったり、最近は少しあいまいになってきていました。そこでこういう結果となってしまいました。
歯がうずく時期だから余計に
クーの前歯が1本無くなっているのが見えました。ちょうど歯の生え変わり時期ですので、大人の歯にこれからだんだんと変わっていきます。
生え変わりの時期は歯がうずくらしく、やたら物を噛みたがる時期でもあります。
おもちゃだけではなく、机の脚や窓のサッシなど固いものを好んで噛みたがるようですので、クー本人としても衝動を抑えられないのでしょう。
こういう時期だからこそ、噛んでいいものと悪いものをはっきりさせて、しっかりしつけていかなければなりません。
ズボンやベルトなどを噛んでいるときに、少しあいまいな対応をしてしまったことで、噛んでもいいものと悪いものの境界があいまいになってしまい、子どもが被害者になってしまいました。
すべてを禁止にせず、噛んでもいいものを
それでも噛みたい衝動があるのですからすべてのものを一切禁止にするわけにはいきません。そうすればストレスからより攻撃的になってしまう可能性もあります。
おもちゃはすべて噛んでもいいものですから、噛みたくなったら積極的におもちゃを噛むようにしつけていけばいいはずです。
そして、その代わりに噛んではいけないものは徹底的に禁止にする。私だけではなく家族全員が統一して同じしつけをするのが大切だと改めて認識しました。
耳の治療をしながら、家族3人でしっかりと話し合い、今後の対応の仕方を確認しました。
ストレスのサインを見逃さないように
遊びたいときに、よくいろんなものを噛みたがるクー。噛んではいけないものを噛んだときは即座に叱ります。
叱られたクーはすぐにやめますが、そのあとよく観察していると、寝転んで床をしきりになめることがあります。
よくよく調べてみると、ストレスのサインの一つだということが分かりました。
自分の尻尾を噛む、床をなめ続ける、同じところをうろうろするなど、犬がストレスを感じているときに出る行動がいくつかあります。
当然、これらの行動も他の意味を持っていることがありますが、クーの場合はおそらくストレスだと思います。
こういう時に噛んでもいいもの、つまりおもちゃを与え、与えるだけではなく一緒に遊んであげると実に素直に遊んでくれます。
反射的に手を噛みそうになっても、寸前で止まるようになってきました。根気がいるでしょうが、絶対に必要なしつけなので生涯守り続けます。
今は甘噛みでも
子どものクーが甘噛みするのと、体重が20㎏にも育った成犬が甘噛みするのとではこちらのダメージは大きく変わります。
歯もしっかりとして、顎も大きく強くなった成犬の噛む力は非常に強いものです。犬にとって甘噛みでもこちらはかなりの怪我となってしまいます。
そうなる前に、噛んではいけないことを徹底しておかなければなりません。少々あいまいな対応をしてしまった分、修正もかなり大変だと思いますがみんなで乗り越えていきたいと思います。
こんにちは、御子様のお怪我は大丈夫でしょうか。お大事になさって下さいね。クーちゃんと、うちの銀佑はおそらく兄弟だと思われますが(すみません、ライフボートさんからのお迎えが、うちは28日でした。)興奮すると危険な噛み付きが始まるので、マテと落ち着けを教えて休憩させています。フセの体勢で少し待つとちょっと落ち着きます。うちのは鳴かない、吠えないかわりに人を噛んで意思を伝える子でしたので、甘噛み禁止ではなく噛み加減を教えています。だいぶ良くなりましたが、噛み癖の教育は根気がいりますね(泣)ミミズ腫れと青アザだらけです。本当は駄目なのでしょうが、犬用ガムや豚耳、鹿スティック、蒲鉾の板等を投入して噛みたい欲求を満たしてあげてます〜!散歩の時は枝を加えて帰ります。あとは、歯磨きの時も嬉しそうにカミカミしてます。歯が生え変わるまで頑張りましょう!
スミレ様
耳の出血は2日にわたりましたが、本人はいたって元気です。
興奮すると、顔でも手でも関係なしに噛みますねー。
こちらも、甘噛みが始まったらおもちゃの方に移るように誘導しています。
タオルを2回ほど縛ったものが気に入っていて、よく噛んでいますよ。
生え変わるまでの辛抱ですね。
スミレさんも、お身体を大切にしてくださいね!
一緒に頑張りましょう!