クーが我が家に来てから5日目、昨晩辺りから咳が出るようになったため病院へ。最初はご飯を食べてすぐ走り回ったからむせただけかと思っていましたが、夜も明け方も朝食後も続いているので心配になり、急遽病院へ行くことにしました。
ケンネルコフ
診断の結果はケンネルコフと呼ばれる病気でした。犬伝染性気管支炎(いぬでんせんせいきかんしえん)という病気で、いわゆる犬の風邪というものらしいです。主に飛沫感染が原因とされ、興奮したり温度が上がってくると咳が出ます。
風邪といっても大変な病気
人の風邪とは違い、割と長引いてしまうことが多いそうです。免疫が正常な成犬であっても2週間程度かかります。基本的には自然治癒で治りますが、免疫が不十分な子犬では重症化しやすいとのことで、まだ生後3ヶ月も満たないクーにとっては侮れない病気です。
寝ているときや、安静にしているときはピタリと咳が止まる為、一瞬治ったのかと思ってしまいますが、遊びたくなったり家族が帰ってきたりと興奮状態になるととたんに咳が出始めます。本当に苦しそうで、何か誤飲してしまったのではないかと思うほどです。
病院では丁寧に診ていただきました
私が行った病院は自宅から車で30分ほどのところにある動物病院です。口コミではもはやどれがいいのか分からないので、HPの先生の顔で決めました。そしていざ診てもらうと、本当に親身になって聞いてくれて、今後のプランや育て方、世話の仕方など病気以外の部分もいろいろとアドバイスをくれました。
クーは緊張していたのか、もともとの落ち着いた性格のせいか、診療中もとってもいい子でした。注射を一本打ってもらいましたが、暴れる事も無くしずかにおすわりしていました。
とりあえずは喉に刺激があると咳を誘発しやすいので、首輪をはずすようにすることと、1日2回の抗生剤を接種するようにとのことでした。少しやせ気味ということなので、ドッグフードの量を増やしてみては?とアドバイスをいただきました。
まだまだ体を触られることに慣れていない部分があるので、スキンシップを取るようにともご指導いただきました。病気のことだけではなく、いろいろなところを診ておっしゃってくれたのはとてもありがたかったです。
3日ほど様子をみて、ひどくなるようであれば薬を変えてみましょうとのことでした。とりあえずは明日から餌の時間に薬を与えて安静にさせるように心がけます。
色々な心配をしたけど、結局素人にはわからない
最初に疑ったのは誤飲でした。何でも口にしたがるので誤って何かを飲み込んだのかと思いました。一向に出てくる様子はなく、口を開けても何かが引っかかっているようではありませんでしたので、肺の病気なども疑いました。
また、我が家に来てから数日のことだったので、ドッグフードも疑いました。今与えているドッグフードはトウモロコシを主原料とするものなので、ひょっとしたらアレルギーによるものかも知れないとも思いました。
しかし結局あれこれ考えても素人に分かるはずがありません。咳き込んでいる様子をビデオにとり、ライフボートさんからいただいている投薬やワクチンの情報が書かれた書類、ドッグフードのパッケージを持ち動物病院に行きました。
先生も動画を確認し、投薬の情報をメモしていました。とにかく提供できる情報を持ってプロに相談する、これが一番だと実感した瞬間でした。
抗生剤の他、検便容器も頂き、悪化しなければ1週間後に診ていただく約束をして終わりました。深夜でも電話くださいとおっしゃってくれて、いい病院に出会えました。ワクチンなどもここにお願いしようと思っています。
しばらくつらいと思うけど、頑張って元気になってね、クー。