良薬口に苦し(2016-03-14)


今日は3回目の病院です。ケンネルコフによる咳がいまだに続いています。そして、謎の下痢も同様に続いています。せめて下痢の原因だけでもわかって欲しいと思いながら、クーとともに病院へ向かいます。

3回目にして進展あり

やはり車に乗った直後はキャンキャン鳴くクーも、すぐに横になって眠るようになりました。眠るとましなことがわかったのでしょうか。静かに病院に着くのをまっているようです。

朝の便を検便容器に取り、念のため今与えているドッグフードを持って病院へ向かいました。原因が病気や虫でなければ、食べているものを疑うでしょうから、成分などが分かるように持参することにしました。

相変わらずおとなしいクー

診察台では緊張していることもあり、とてもおとなしいクー。逃げ出したり暴れたりせず、隅っこにちょこんとおすわりして静かにしています。お医者さんの触診の時もおとなしくしてくれているので助かります。

咳の頻度は落ち着いたものの、乾いた咳から湿った咳に変わってきたこと。鼻水がよく出るようになり、それにともなってくしゃみをするようになったこと。食欲はしっかりあるし、走り回ったりおもちゃで遊んだりと、元気ではあることなどを伝えました。

そして、お医者さんから検便の結果を教えてもらいました。

やっと出た原虫の死骸

検便の結果、ジアルジア症と診断されました。ランブル鞭毛虫という原虫による寄生虫病です。死骸を1つ見つけることができたそうです。

この発見により、取り合えず下痢の原因の一つは特定できました。他にも悪さをしているものがあるかもしれないので、すべて解決!とは言えないのですが、とりあえず進展がありました。

ジアルジア症を発症した場合は犬舎を消毒し、多頭飼いしている場合は投薬をするというような対処が書かれているので、念のためライフボートさんに連絡しました。

早速お返事が返ってきて、

お引取り後まもなくケンネルコフに続いてジアルジアも発症したとのこと、誠に 申し訳ございません。
こうめいさんからのメールを受け、改めて犬舎の消毒・犬たちへの投薬をいたしました。
クーちゃんの治療で大変な中、シェルターの子犬たちも気に掛けていただきありがとうございます。

と、お忙しい中ご丁寧いただきました。しかも消毒と投薬までと、保護している動物たちへの愛がすごいですよね。なかなかこんなすぐに対処するのは大変だと思います。

クーのことも心配してくださり、本当にいいところから引き取ったなと思いました。

ライフボートさんでも回虫に対する投薬はしています。ただし成虫にしか効かないというお話も聴いていました。
我が家に来てからも2回目の検便でようやくですのでなかなか発見しにくいものなのだと思います。

ケンネルコフもジアルジアも別にライフボートさんの責任ではありません。申し訳ございませんだなんて、むしろこちらが恐縮です。

このブログも見てくださっているようで、これからもずっと見守ってくだされば心強いですね。

整腸剤はとりあえず終わりにして駆虫薬を処方してもらいます。なのですが・・・。

泡を吹くほど・・・

とんでもなく苦いという駆虫薬この駆虫薬、とんでもなく苦いとのことです。良薬口に苦しなんていうくらいですから仕方がないと思ったのですが、「舌に触れるとあまりの苦さに泡を吹くこともあります」とおっしゃられて、驚いてしまいました。泡を吹くほどの苦さなんて、私は経験したことがありません。

今までもらっている薬は難なくドッグフードとともにペロリと食べていたクー。果たしてこの薬は大丈夫なのでしょうか。治療の為とはいえ、苦行が続きますね。クー、頑張って!

抗生剤の量が増えた

ケンネルコフの方は、それでもわずかながら効果がありそうなので、もう1週間同じ抗生剤で様子を見ることにしました。あまり短期間で抗生剤をころころ変えるのもどうかとおっしゃっていたので、先生の判断にお任せしました。

他にも痰が切れやすくなる薬や咳止めなどいろいろ処方することもできるのですが、経済的な面と、あまり効果がないと判断していることからむやみやたらに増やさないようにしていますとおっしゃっていました。
先生は本当に犬のことだけでなく、飼い主側のことも考えてくださるので、とてもありがたいです。大切な愛犬のためならお金はいとわない!といいたいところですが、現実そういうわけには行かないところもありますので、上手くバランスを取ってくれるこの病院は本当に助かります。

緊張の駆虫薬接種

夜、早速駆虫薬をドッグフードに混ぜて出しました。一応錠剤は糖衣されているものの、クーの場合は1回に4分の1錠ですので、糖衣されていない部分がむき出しになっています。泡を吹いても落ち着いていられるかどうか心配でした。

我々の心配はよそに、いつもと変わらずペロッと食べてしまいました。苦い部分が舌に当たらなかったのか、特に気にしなかったのか分かりませんが、クーは何でみんなホッとしているのか不思議でたまらないようです。
たまたまかもしれませんので、明日以降も驚かないように心積もりをしておきます。

とりあえずはまだまだ病院通いは続きそうです。毎回検便をして、新しい寄生虫がいないかどうかを検査する必要があります。長い闘いになりそうですが、大変なのはクー自身です。ストレスがたまらないように遊んだり時には甘えさせたりと、しっかり向き合っていくように心がけていきます。

何かあったのと言いたげなクー

何かあったの??


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コメント

  1. スミレ より:

    こんばんは、原因がわかってちょっと安心です。フードが合わないかもとコメントしてしまって、申し訳ありませんでした(泣)クーちゃんが早くよくなりますように(^-^)気温差が激しい日が続いてますが、皆様も御身体を大切になさって下さいね(^-^)

    1. komei より:

      スミレさん

      いえいえいえいえ!
      お医者さんもこれで見つからなかったらフードかなって言っていましたので。
      なかなか寄生虫探しも難しいみたいです。
      まだこれが原因のすべてかどうかもわからないですしね。
      でも原因がわかって私もほっとしています。
      これですぱっと治ってくれれば万歳ですね。
      本当、寒暖の差が激しいですよね。
      スミレさんもご自愛くださいね!

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